静かで優しい輝きに満ちた森とその森を訪れた少女を描いたエッツの名作絵本
原っぱにやってきた女の子が、ばったや、かえるや、うさぎやしかと遊ぼうと、みんなをつかまえようとします。でも、つかまえようとするとみんな逃げていってしまいます。
誰も遊んでくれないので、女の子はしかたなく池のそばにこしかけて、水すましを眺めてじっとしていました。
すると、逃げていったみんなが女の子のそばにもどってきてくれました。
しかは女の子を頬をぺろりとなめてくれました。
女の子はとってもうれしそう、みんなもとっても楽しそう。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
マリー・ホール・エッツといえば、『もりのなか』を思い浮かべる方が多いと思いますが、こちらも素晴らしい作品です。
野原にでかけた女の子と、バッタやカエルなどの小さな動物との交流を静かに描いた、エッツのもうひとつの傑作といってよいでしょう。
★ 書籍DATA
マリー・ホール・エッツ:作 よだ・じゅんいち:訳新刊時定価: 500円
出版 :福音館書店
サイズ: 27 x 20 cm / 29p
発行年月日:1979/8/20 第23刷
★ 本の状態
・表紙にはスレ・キズ・小汚れなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口に汚れがあります。
・後ろ見返しとあそび紙に小さな汚れがあります。
・本文に2mmほどの小さなシミが4か所ほどあります。