大いなる時の流れが変わり目を迎えフィンカイラに滅亡の時が訪れた……
ある日、ダグダの幻があらわれて、マーリンに不吉な予言をつげた。二週間後の冬至の夜、フィンカイラと黄泉の国がかぎりなく近づいて、リタガウルの軍勢が攻め込んでくるという。
このままではフィンカイラは滅亡してしまうだろう。
ただ、フィンカイラの全種族が力をあわせて迎えうてば、救われる望みはある、と。
時を同じくして、みなしごたちを襲ってまわる殺人鬼がマーリンに挑戦状をたたきつけてきた。
マーリンの真の敵とは? フィンカイラは滅びるのか?
勝てる望みのない戦いに、マーリンは命をなげうってのりだした!
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
マーリン最終巻は、500ページに迫る大作で、完結編にふさわしい読み応えです。
そして、最終巻にふさわしい力強さと未来への希望に満ちた作品です。
「真の敵は何か」その答えをじっくり考えながら読んでみてはいかがでしょう?
書籍DATA
T.A.バロン:作 海後礼子:訳新刊時定価: 1800円
出版社: 主婦の友社
サイズ: 21.2×14.6 cm / 478p
発行年月日: 2006/1/10 第1刷
本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・上部少ヨレなどあります。
・天地小口は汚れがあります。
・本文最後の数ページにヨレが見られますが、それ以外は綺麗です。