謎にみちた史上最大の魔術師マーリンの少年時代をえがく本格冒険ファンタジー第3弾
バルディアグの眼がひらくとき多くの眼がとじる。フィンカイラにもっとも暗い日が訪れ大いなる禍いがみまう。
伝説の眠り竜、バルディアグがめざめ、フィンカイラを怒りと炎で焼きつくしはじめた。
古の予言によれば、この竜をたおせるのは、「かつての敵の子孫」、つまり、大魔術師トゥアーハの孫のマーリンだけ。
しかし、予言はこうもいう―「争いもむなしく、すべてはついえる。竜の眼はとじ、敵は死す」
時を同じくして、魔法を喰らう化け物クリリックスもよみがえった。
魔法の使えなくなったマーリンはたった一本の剣を手に、死を覚悟して戦いにいどむ。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
3作目にしてもなお、マーリンの面白さと勢いは止まらない!
本作はマーリン急成長の1冊といってよいでしょう。
少しずつではあるけれど、魔術師らしい人間に成長していく姿に嬉しくなります。
マーリンのシリーズには、中だるみはありませんね。折り返し点の物語ですが、ワクワク・ドキドキはいつも通り、いやいつも以上です。
書籍DATA
T.A.バロン:作 海後礼子:訳新刊時定価: 1800円
出版社: 主婦の友社
サイズ: 21.2×14.6 cm / 355p
発行年月日: 2005/7/20 第1刷
本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・上部ヨレなどあります。
・天地小口は少し汚れがあります。
・本文は綺麗です。