詩のような文章と銅版画が織りなす美しい幻想世界をお楽しみ下さい
カオリとバナナは、チューリップの球根の女の子。
土の中で来年の春にきれいな花を咲かせる準備をしていたのですが、秋の夜、満月の空からあらわれたキューコンチョーにさらわれてしまいます。
海をわたるとちゅう、キューコンチョーから落ちたバナナはジャワ島に流れ着き、カオリはそのままトルコの宮殿に運ばれてしまいました。
きれいな花を咲かせることを夢みる球根の女の子たちが、チューリップがどうして人を幸せな気持ちにすることができるのか、その秘密を知ることになる物語。
銅版画家、山本容子が初めてストーリも手がけた絵本。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
詩のように繊細な言葉と銅版画の優雅な線が織りなす、美しい絵本です。
夢の中をそっと歩くような幻想的な世界が広がり、読む人の心をやさしく包み込みます。
ページをめくるたびに、新しい発見と静かな感動が待っている1冊。
子どもから大人まで、日常を離れて心を遊ばせる贅沢な時間を届けてくれる、まさに芸術のような作品です。
書籍DATA
山本容子:作新刊時定価: 1500円
出版社: 偕成社
サイズ: 27 x 22cm / 32p
発行年月日: 2017年10月 初版第1刷
本の状態
・表紙カバーにはスレ・上部に少ヨレなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。