町の中でも自然の中でも暮らすたぬきの生態を追った科学絵本
たぬきは、きつねと同様に昔話や落語の中に多く登場してきた動物です。
それだけ昔から人間のそばで暮らしてきたのです。
餌となる小動物がいなくなり、きつねは町の中から姿を消しましたが、たぬきは昆虫や木の実などの果実、野菜などなんでも食べるその雑食性のおかげで、自然環境が少なくなってきた現代でも町の中でたくましく生きのびています。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
本誌の主人公であるたぬきは、イヌ科の動物だそうです。
しかも、冬毛の時期は全身ふっくら丸く、ずんぐりしていますが、夏は細くスマートで、一回り小さく見えるので、別の動物と間違えられることも多いとか……。
しかも、イヌ科の中では木に登れる珍しい動物なのだそうです。
よく知られた動物のようで、実はあまり知られていない狸の姿に驚かされます。
就学前のお子さんだけでなく、中学年くらいまでのお子さんへの読み聞かせに好適です。
書籍DATA
田中豊美:作新刊時定価: 389円
出版社: 福音館書店
サイズ: 23×25cm / 28p
発行年月日: 2018年09月01日 通巻 594号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・少シワなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「かがくのとものとも」付き。
・ソフトカバーの雑誌です。