父さんと母さんの留守に、狩りに出かけたキツネの兄妹のおはなし
留守番をしていたキツネの兄妹は、とても、おなかがすいてきました。「もう、ぼくたちだけで獲物がとれるさ」といって、はじめての狩りにでかけました。
ところが、何回試みても、うまく餌をつかまえることができません。
狩猟をとおして、厳しい自然界の中を生きぬいていく動物の実態を、わが国屈指の動物画家が、ユニークな視点で描いた観察絵本です。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
兄妹ギツネの「はじめてのかり」は、絵本『はじめてのおつかい』のようにはうまくいかなかったようです。
「狩りがうまくいかなかったのは、とうさん・かあさんがちゃんと教えてくれなかったから……」などと、勝手なことをいうあたり、よく知ってるあの子に似ていなくもありませんね?!
そんな子ぎつねたちだから、余計に「がんばれ!」と応援したくなるのは、子どもたちより読み手の親の方なのかもしれません。
書籍DATA
薮内正幸新刊時定価:350円
出版 : 福音館書店
サイズ : 25×23cm / 28p
発行年月日:1995/1/1 通巻第310号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・シワ・背付近に微ヤケ・角少イタミなどあります。
・天地小口は汚れがあります。
・本文には、汚れなどはありません。
・折込付録はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。