自分たちとは文化も、考え方も違う人々と触れ合う面白さにあふれたナルニア国ものがたり第4作
級友のユースチスにさそわれ、願いのことばを唱えてナルニアにきた少女ジルは、長いあいだ行方不明になっている、航海王カスピアンの息子、リリアン王子をさがしだすよう、アスランから命じられます。ジルとユースチスは、沼人の泥足にがえもんといっしょに、北へ北へとつらい旅をかさねることに……。
巨人族のすむ北方の荒れ地国で、また地霊たちのすむ地下の国で、三人はいく度となく、おそろしい目にあい、ゆくてを見失いそうになります。
ナルニア国ものがたりシリーズ第4作。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
本作では、ユースチスとその友だちが、「ナルニア国ものがたり」シリーズで最難関かもしれない強敵と対峙します。
前作での「嫌な奴キャラ」がすっかり影をひそめたユースチスにもご注目ください。人って変われるのね……なんて想いもわいてきます。
書籍DATA
C.S.ルイス:作 瀬田貞二:訳新刊時定価: 550円
出版社: 岩波書店
サイズ: 21.6 x 16.6cm / 302p
発行年月日: 1971/12/20 第6刷
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・函とカバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れがあります。
・前後の見返しとあそび紙に少し変色がありますが、本文は綺麗です。