大阪庶民の生活を描いた愉快な民話集
二反長半さん最後の児童書、大阪庶民の民話19話を収録< 目次より >
空を飛んだ楼門
ふしぎないちょう寺
葛の葉きつね
道に迷ったねこおばあさん
ほうき売りと土人形
千利休の庭そうじ
天狗の花
へそを取りそこねた雷どん
大阪のあわてもん
薬屋かんかん堂の騒動
金の光で火がともる(鴻池の酒造り)
道頓堀をほった男
曾呂利新左衛門の歌とんち
正直もんの船頭さん(難波の辰巳屋のおこり)
瑞賢のほった安治川
こしょうずきんと北野の茶屋
おかげ参りぬけ参り
世なおしのなんきん作り
万松と千長の難波見物
★ おひさま堂からひとこと
本書の作者・二反長半(にたんおさ なかば)さんは、日本児童ペンクラブ会長も務めた小説家・児童文学作家です。
偉人伝などの著作も多く、再話や創作童話など多岐にわたるジャンルの作品を残しています。
書籍DATA
二反長半:作 村上豊:絵新刊時定価: 1300円
出版社: 平凡社
サイズ: 20 x 15 cm / 259 p
発行年月日: 1978/4/20 初版第1刷
本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・少汚れ、本体表紙上部に汚れなどあります。
・天地小口はヤケ・汚れなどあります。
・本文は綺麗です。