大きくて眠たい不思議なうさぎがかけたおまじないで、とっても嬉しいことが起こりました!
おかあさんが布で作ってくれたサッカーボールを、はるちゃんは力いっぱい蹴りましたが、あまり飛びません。落ちたところに走っていくと、そこには大きなウサギがすわっていました。
ウサギは、「目を覚ましたときに、最初に出会ったものにおまじないをかけることができる」と、ボールにおまじないをかけました。
すると、こんどはボールは高く飛び、はずんだ地面には次々に花が咲いたのです……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
絵を担当した北林小波さんは、パステル画家として知られた青森出身のアーティストです。
個人的には、小さい子どもを描いた作品が多い印象がありましたので、この絵本でもまずは主人公のはるちゃんに目がいきましたが、うさぎの絵にもぜひご注目ください。
その表情も、体の大きさや質感も、お話に合わせてち密な計算の上に描かれていることが感じられます。
★ 書籍DATA
征矢清:作 北林小波:絵新刊時定価: 410円
出版社:福音館書店
サイズ: 26 x 19 cm / 28p
発行年月日: 2008/6/1 通巻267号
本の状態
・表紙にはスレ・シワ・角折れ・裏表紙に記名用の白シールの貼付などあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・折込付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。