暑い夏の日のいとこと一緒の釣りは、忘れられない思い出になりそうです……
今日はいとこのお兄ちゃんが魚釣りに連れていってくれる日です。秘密の大池で大鯉をねらうのです。
畑で餌のミミズを掘り、大きなバケツをもって朝もやの中を出発。
先に来ていた名人のおじさんに言われた通り、魚の気持ちを考えながら、釣り糸をたれていましたが、なかなか釣れなくて飽きてしまいました。
でも、気をとりなおしてもう一度挑戦すると、とうとう大鯉がかかって……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
伊藤秀男さんが、池の主のような大きな鯉と少年の格闘を迫力満点に描きます。
画面には真夏の風景が広がって言いますが、蓮の花が咲く田んぼや池の水面にたつさざ波の様子、草はらのうねりなど、涼しげな風が感じられてさわやかな印象を残します。
夏休みには必ず読みたくなる絵本です。
書籍DATA
伊藤秀男:作新刊時定価: 410円
出版社:福音館書店
サイズ: 26×19cm / 32p
発行年月日: 2001/7/1 通巻546号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・小シワなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。