怖い怖い3人組が持っていた宝物…それは優しさでした!
黒いマントに黒ぼうしのどろぼう三にんぐみは、夜になると、山からえものとなる馬車を探しにやってきます。
どんな人もこの三にんぐみに出会ったら、ひとたまりもありません!
三にんぐみは、馬車からうばった宝を、せっせと山にはこんで集めていました。
ある夜、このどろぼう三にんぐみが出会ったのは、孤児のティファニーちゃん。
これからいじわるなおばさんとくらす予定だったティファニーちゃんは、それよりこのおじさんたちの方がおもしろそう! と、よろこんでついていきました。
そこで、宝がぎっしりつまった箱をみつけ、素直にひとつの質問をします。
「これ、どうするの?」 そこで三にんぐみが考えた思いつきとは……?
1969年邦訳時から読みつがれる、ロングセラー絵本。"
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
本書は、暗闇に包まれたような世界から、思いがけない愛と優しさが生まれる物語です。
鮮やかな色彩と独特な絵のタッチが、読者の想像力をかきたて、心に深く残ります。
恐れられていた三人組が、ある出来事をきっかけに変わっていく姿は、価値観の変化や思いやりの大切さを静かに語りかけます。
子どもも大人も楽しめる、正真正銘の名作絵本です。
書籍DATA
トミー=アンゲラー:作 いまえよしとも:訳新刊時定価: 1200 円
出版社: 偕成社
サイズ: 22 x 30cm / 38p
発行年月日: 2003年11月 改訂版第147刷
本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・少しの上部ヨレなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。