猫を主人公に思春期・反抗期の男の子をウンゲラーらしい視点で描いた作品
<第1話>
子ねこのパイパーは、ママに言われることにはなんでも反対します。
ママのやさしいキスまで大嫌い! 反抗期の子どもの心理をうまく描きます。
<第2話>
パイパーはいつまでも小さい子どものように接してくるお母さんにうんざりする日々を過ごしていました。
ある日、学校で友だちとけんかしてケガをしたパイパーを見たお母さんは…。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
作者は、『すてきな三にんぐみ』 を描いたトミー・ウンゲラー。
反抗期と思春期……男の子じゃなくても難しい時期ですね~
子どもを思う”母親の気持ち”と”子どもの気持ち”がすれ違う時、ちょっとしたぶつかり合いが起こる……。わかっているけれど、親としては頭を悩ますことになります。
そんな時にご一読を。子どもの心理を見事にとらえた作品です。
※ 2023年に、好学社から復刊されていますが、こちらはもともとの文化出版局のものです。
書籍DATA
トミー・ウンゲラー:作 矢川澄子:訳新刊時定価: 不明
出版社: 文化出版局
サイズ: 24.1×19.1cm / 40p
発行年月日: 1996/1/10 第18刷
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れが少しあります。
・本文は綺麗です。