かんころもちと潜伏キリシタンの不思議な関係を紐解きながら離島の暮らしや文化を紹介します
かんころと呼ばれる乾燥芋とお餅をつきこんで作る「かんころもち」。
焼くと香ばしく、自然で素朴な甘みが感じられておいしいこのお菓子の誕生には、迫害を逃れて長崎の島々に移り住んだ、潜伏キリシタンの人びとが、深く関わっていました。
長崎在住の作者が、今も信仰をまもりながらかんころもちを作る続ける人びとを取材し、その思いを絵本にまとめました。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
この本でも紹介された長崎と天草の潜伏キリシタン関連遺産は、2018年に世界文化遺産に登録されました。
人々がつないできた思いや暮らしが、これからもずっとつながっていくことを期待されているのではないでしょうか?
書籍DATA
にしむらかえ:文・絵新刊時定価: 770円
出版社: 福音館書店
サイズ: 25×19cm / 40p
発行年月日: 2021/9/1 通巻第438号
本の状態
・表紙にはスレなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「ふしぎ新聞」付き。
・ソフトカバーの雑誌です。