想像の斜め上を行く「家」を持つ魔女と、少女の不思議なおはなし
母さんに頼まれて、村までカブを買いにでかけたマルーシャは、途中でお金を落としてしまいました。
そこで、カブを探しに、森へはいると、「ずしーん ずしーん」というおそろしい音が……。
そこで思いだしたのが、バーバ・ヤガーという、悪い子を見つけてはシチューに入れて食べてしまうおそろしいおばあさんの話。
夢中で逃げていくうちに、目の前にはなんと、バーバ・ヤガーの小屋が!ロシアの民話です。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
36ページに及ぶ物語は、ページ数だけでなく文章も長く、就学前のお子さんに読み聞かせるのは難しいかもしれません。
その分、じっくりとお話を聞くことができる小学校の低学年から中学年の子どもたちには、充分に楽しんでもらえる内容だと思います。
魔女の家の姿だけでなく、様々な設定がとてもユニークで、「悪い魔女と少女のよくある昔話」では終わらない面白さがあります。
ただし、絵・文章共に大勢への読み聞かせには向きません。読み聞かせなら、家読みでじっくりお楽しみください。面白いです!
書籍DATA
アーネスト・スモール:作 ブレア・レント:絵 小玉知子:訳新刊時定価: 1400円
出版社: 童話館出版
サイズ: 27 × 20cm / 48 p
発行年月日: 2006/9/20 第9刷
本の状態
・表紙にはスレ・小キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。