一度読んだら忘れられないインパクトを持つ人気絵本
「りょうての つめは 1ねんも きらせないから のびほうだい
かみにも くしを いれさせない うへえ! とだれもが さけんでる……」
1844年のクリスマスの1週間ほどまえ、若い開業医ホフマン博士は、3歳半の息子に適当な絵本を本屋で見つけることができなかったので、かわりに1冊のノートを買ってきて、自分で絵を描き、詩をそえて絵本をつくりました。
それがもとで生まれたのが、この歴史にのこる傑作絵本『もじゃもじゃペーター』です。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
グリム童話を思わせる昔話のようなおはなしは、ちょっと残酷で、個人的には、よく言われるようなしつけ絵本という見方には同意できないかなあ……
もっと単純に、「わが子を喜ばせたい」という思いで作られたのではないかと思います。
書籍DATA
ハインリッヒ・ホフマン:作 ささきたづこ:訳新刊時定価: 1960 円
出版社: ほるぷ出版
サイズ: 24×19cm / 48p
発行年月日: 1990/2/20 第3刷
本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・背ヤケなどあります。
・天地小口は汚れが少しあります。
・前後の見返しに少し汚れと変色がありますが、本文は綺麗です。