荒井良二が愛らしい絵で描く大人のための白雪姫
有名なこのお話が、荒井良二さんの手にかかるとこんな愛らしいお姫様になってしまうのですから驚きです。?
絵から7人の小人の溜息までも聞こえてくるようです。
やさしく素直な白雪姫と小人や森の動物たちの毎日は楽しく穏やかな日々だったことでしょう。
描かれない時間や空間まで想像させてしまう絵の力。?
お妃の悪事のために倒れてしまった白雪姫はとうとう棺の中へ。
小人たちの摘んできた野の花に埋もれる白雪姫の姿は神々しささえ感じさせます。
余分な装飾を取り払った端正な岩瀬成子さんの文章も見事。?
「白雪姫」はお妃の話でもあるのだと教えてくれました。
(出版社の内容紹介より)
書籍DATA
岩瀬成子:文 荒井良二:絵新刊時定価: 572 円
出版社:
サイズ: 14.6 x 11 cm / 31 p
発行年月日: 2008/4/25 初版第1刷
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口はわずかに汚れがあります。
・本文は綺麗です。
・手のひらサイズ(文庫判)の小さな絵本です。