ひさし、御煎餅半分と引き換えにキツネのまいもん屋へ行く!
朝からふっていた雪が、お昼をすぎてやみました。ひさしがおせんべをかじりかじり、ぐしょぐしょの雪道を歩いていると、ススキの原っぱの中を、キツネの子が一ぴき通りかかり、言いました。
「おせんべ半分くれたら、ええとこへつれてったるのになあ」
ええとこって、いたいどこなのでしょうか?
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
「まいもん屋」とは聞きなれない言葉ですが、駄菓子屋さんのことだそうです。
「うまいもん屋」もしくは「あまいもん屋」から転じた言葉ではないかとのことですが、なんとも子ども心をくすぐる言葉ですね。
さて、キツネのまいもん屋さんは、人間のそれと同じ?それとも違うのでしょうか?
書籍DATA
富安陽子:作 篠崎三朗:絵新刊時定価: 不明 現在は 1296円
出版社: 新日本出版社
サイズ: 21.2 x 15 cm / 68p
発行年月日: 1999/5/10 第3刷
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口に少しヤケがあります。
・本文は、綺麗です。