木下順二と瀬川康男のコンビが贈る絵巻平家物語第3巻
全盛をきわめる平家をたおそうと、ひそかに計画をめぐらし、やがてとらえられて島流しにされた俊寛とその一味。鬼界ガ島でのあわれな死にいたる、俊寛の生涯を描きます。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
俊寛は、後白河法皇の側近で、平氏打倒の陰謀に加わったとして都を追われた僧都です。
いわゆる鹿ケ谷事件の首謀者として、平清盛の怒りをかい流刑に処せられた悲劇の人物です。
琵琶法師の琵琶の根が聞こえてくるかのような瀬川さんの絵が、俊寛の悲劇をよりドラマチックに伝えます。
書籍DATA
木下順二:文 瀬川康男:絵新刊時定価:1950円
出版 : ほるぷ出版
サイズ : 29.2 x 22.6cm / 40p
発行年月日:1993/3/1 第6刷
本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・ヤケ・小さな汚れ・上部ヨレなどあります。
・天地小口は汚れなどあります。
・本文は綺麗です。