たった1つ、ねことんの術だけを頼りに隣国のにん者と対決するひなた丸の活躍を描きます
ここ、何田の国のにん者村では、にん者のくらいは三つ。なん者・にん者・ぬん者。
んっ? なん者って、ナンジャ? ぬん者って、ヌンジャ?
その疑問、このお話を読み始めれば、たちまち解決です!
隣の国のものすごいにん者と対決することになったひなた丸。
でも、ひなた丸が使えるのはねことんの術ひとつだけです。どうしよう・・・
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
とぼけた題名にとぼけた絵、外観からいまひとつの作品かな……などと考えたら損をします!!
作者の斎藤さんは、小さな男の子の成長を描くのがとてもうまい作家さんで、この作品も例外にあらず。
寂しさを我慢し、困難を克服し、尊敬するおじいちゃんにちょっぴり認めてもらえるまでになる・・・その過程がとてもいいのです。
書籍DATA
斉藤洋:作 大沢幸子:絵新刊時定価:900円
出版 : あかね書房
サイズ : 22cm / 147p
発行年月日:2008/11 第49刷
本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・上部ヨレなどあります。
・天地小口はわずかに汚れがあります。
・本文は綺麗です。