1931年に発表されたエーリッヒ・ケストナーによるドイツの児童文学
お金持ちの両親の目を盗んで,夜おそく街角でマッチ売りをするおちゃめな点子ちゃんと,おかあさん思いの貧しいアントン少年.それぞれ悩みをかかえながら,大人たちと鋭く対決します
つぎつぎと思いがけない展開で,ケストナーがすべての人たちをあたたかく描きながらユーモラスに人生を語る物語.
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
各章の末尾には「反省」と題されたケストナーの文章が添えられています。
ここでは、作者自身が大人の視点から、登場人物に対する考察を加えています。
書籍DATA
エーリッヒ・ケストナー:作 高橋健二:絵新刊時定価: 450円
出版 : 岩波書店
サイズ : 21cm / 184p
発行年月日:1972/10/5 第9刷
本の状態
・表紙にはスレ・キズ、また裏表紙の一部にヤケなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れがあります。
・本文は小口の汚れが響いている部分もありますが、概ね綺麗です。