「一生のうち一番悪いことをやった」と語るキャリーの秘密とは?
あたしと弟が疎開した谷間の村。そこでかいまみた、大人の世界と人生のさまざまな現実。
思いあまったあたしは、ついに恐ろしいことをやってしまいました。
あたしは、お屋敷の呪いがかかっているという言い伝えの頭蓋骨を池に投げ込んでしまいまったのです!
多感な少女の揺れうごく心を、サスペンスいっぱいに描きます。
★ おひさま堂からひとこと
本作は、アメリカの児童文学協会によって1985年に創設されたフェニックス賞を受賞しています。
フェニックス賞は、受賞年の20年前に出版された作品を対象としている賞で、まさによみがえる火の鳥の名にふさわしい賞です。
対象作品を再評価するとの意味を込めて贈られているそうです。
書籍DATA
ニーナ・ボーデン:作 松本亨子:訳新刊時定価:1200円
出版 : 評論社
サイズ : 四六判 / 231p
発行年月日:昭和62/6/30
本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・下部に1cm程の破れなどあります。
・天地小口は汚れがあります。
・本文は綺麗です。