ハンセン病をのりこえカミングアウト(実名公表)した元患者と少女との出会いを描く
近所にある「国立療養所多磨全生園」について疑問を抱いた中学生の三奈が、ハンセン病について学んでいく過程を描いた作品です。ハンセン病とたたかってきた森元美代治さんと、奥さんの美代子さんをモデルにした創作物語。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
小学生向けの創作物語ですが、実在の元患者さんの生涯に基づいたストーリーです。
ハンセン病問題の様々な側面を学びながら、人間の尊厳についても深く考えさせてくれる作品。
※ハンセン病とは、らい菌が主に皮膚と神経を侵す慢性の感染症ですが、治療法が確立された現代では完治する病気です。
書籍DATA
島田和子:作 尾崎曜子:絵新刊時定価:1500円
出版 : 新日本出版社
サイズ : 22cm / 158p
発行年月日:2000/2/20 第1刷
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れています。
・後ろ見返し遊び紙に記名がありますが、本文は綺麗です。