両親の離婚をみつめる11歳の少女の目をとおして、現代の『家族』のあり方を問う
「水曜日。今日とうさんがお引越しをした。」とうさんとかあさんが離婚した。お家が二つになった。
主人公のレンコは11歳の女の子。
当事者でありながら、優れた観察者でもある彼女の透徹した眼差しを通して、80年代の京都を舞台に、親の離婚に巻き込まれた子どもの現実が、多感な少女の心模様とともにみずみずしく描き出されます。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
1990年に福武書店から刊行された本作ですが、福武書店での絶版を経て、現在は福音館書店さんより復刊されています。
第1回椋鳩十児童文学賞を受賞した作品です。
書籍DATA
ひこ・田中新刊時定価:1200円
出版 : 福武書店
サイズ : 19cm / 246p
発行年月日:1990/12/25 第3刷
本の状態
・表紙にはスレなどあります。
・裏表紙には、1箇所キズ(シールを剥がしたような跡)があります。(写真2)
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れがあります。
・後ろ見返し遊び紙に記名があります(写真3)が、本文は綺麗です。