魔女と人間の血をひく少女ナタリーと最新のテクノロジーで魔法を操るホークとの闘いを描く
いつも内気で冴えないナタリー。だが、彼女には、自分でも知らない秘密があった。
ナタリーの母親は、アースヘイヴンという不思議な世界の魔法使いで、ナタリーは母親の力を受け継いでいたのだ。
アースへイヴンから追放の身となっている呪い師ホークは、復讐のためにナタリーの力を必要としていた。
ホークに誘拐され、脅されながらも、ナタリーはホークの息子マーリンの力を借りて、命からがら脱出をはかる。
大きな白い犬に導かれ、森の中の〈しもべの石〉までたどり着くと、二人は不思議な別世界への入り口をすり抜けた!
二人がやってきた場所……ユニコーンが歩き回り、巨大な木が話し、スペル卿と呼ばれる賢人たちが世界を治めている……そここそがアースヘイヴンだった。
アースヘイヴンをわがものにしようとするホークの悪の計画を阻止するため、ナタリーとその仲間たちが立ち上がる。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
異世界と現実世界が出会う場所で双方がぶつかり合う物語です。
でも、同時に少々頼りない主人公とその仲間の成長物語でもあり、主人公の家族の再生物語でもあります。
どちらかというと、女の子好みのファンタジーかもしれません。
書籍DATA
キャサリン・ロバーツ:著 金原瑞人:訳新刊時定価:1900円
出版 : 角川書店
サイズ : A5判 / 374p
発行年月日:2002/3/30 初版
本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズなどあります。
・天地小口は汚れがあります。
・本文は綺麗です。