<ささやく少女>の像を見にでかけたナンシーは、またもや事件に遭遇することに……
海に面した崖の上に立つ古い屋敷。ナンシーと、親友のジョージとべスの3人は、その屋敷の庭でナンシーにそっくりな「ささやく少女」の像を見つける。
彫像の魅力に、すっかりとりこにされてしまったナンシーたちは、次々に起こる謎めいた事件に巻き込まれ、絶体絶命のピンチに……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
フォア文庫で復刊した少女探偵シリーズも、実はもう絶版となっていて、古書以外で入手することはできません。
1930年代に書かれたナンシーのお話は、1ドルの価値とか物価についての記載などが、現代とは全く違っていますが、だからと言ってお話がわかりにくかったり、つまらなくなっていたりすることはありません。
母娘2代~3代にわたって、少女たちの圧倒的な支持を得ていた物語をなめんなよ……って、思います。再びの絶版は、寂しすぎますね。
書籍DATA
キャロリン・キーン:作 芙似原由吏:画 塩谷太郎:訳新刊時定価: 600円
出版社: 金の星社
サイズ: 17 x 11.4 cm / 226p
発行年月日: 1999/6 第1刷
本の状態
>・表紙カバーにはスレ・キズ・上部少ヨレなどあります。
・天地小口は汚れがあります。
・本文は綺麗です。
・ソフトカバーの新書判文庫です。