仲良しになったかめのためにひと肌脱ぐことにしたつるでしたが……
池のかめは、日照り続きで水が干上がってしまいそうなので、2羽のつるに遠くの池まで連れていってもらうことになりました。一本の棒の両端をつるがくわえ、棒の真ん中をかめがくわえ、かめは何があっても口を開けないと約束して、空に飛び上がりました。
けれどもかめは下からかけられる声が気になってしかたがありません。
かめは遠くの池までたどり着けるでしょうか?
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
あれ~?
かめさんのために、ひと肌脱ぐはずだったつるさん……意外と冷たいのね?
このあたり、海外の昔話らしいといえばいえるのかも。
「かめさんがお気の毒。」と思ったら、裏表紙に池にたどり着いたかめさんの絵があって一安心。
つるさんには、かめさん一人でももう大丈夫ってわかっていたのかもしれませんね。そう信じたい……。
★ 書籍DATA
プンニャ・クマーリ:再話/絵新刊時定価: 410円
出版社:福音館書店
サイズ: 26 x 19 cm / 32p
発行年月日: 2009/1/1 通巻274号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・裏表紙に記名用と思われる白シールの貼付があります。 (写真2)
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・折込付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。