友だちのインコの死を乗り越えて人形作りとして成長していくエレーナのおはなし
エレーナのかあさんは人形作りです。市が開かれる日、かあさんが人形を売るのを手伝いにいったエレーナは、鳥売りのおじさんからインコの雛をもらいました。
ペロンと名付けたインコをエレーナは大切に育てました。
ところがある日、ペロンは雨に打たれて死んでしまいます。
悲しみに沈むエレーナにかあさんが土をくれました。
その土でエレーナはペロンの人形を作りました……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
以前読んだ折込付録によると、この絵本は作者ご夫妻が、実際にメキシコで飼っていたインコのペロンとの想い出をもとに作られた絵本だそうです。(この商品には折込付録はついていません。ごめんなさい)
インコを失った悲しみを、エレーナ自身の成長に昇華させて、力強さを感じさせる作品です。
★ 書籍DATA
直江みちる:作 今井俊:絵新刊時定価: 380円
出版社:福音館書店
サイズ: 26 x 19 cm / 32p
発行年月日: 2004/3/1 通巻216号
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・折込付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。