貧乏なおじいさんが拾った豆。「たべないで、たべないで」豆から声がきこえます!
おじいさんが山道で拾った一粒の豆が、翌朝小さな女の子になっていました。おじいさんは、まめっこまめこと名乗るその小さな女の子を肩に乗せて、旅に出ました。
まめことおじいさんは、行く先々で人々の仕事を手伝いながら、楽しく旅を続けていきましたが、ある村で、悪い沼の主が子どもを生け贄にとろうとしているのに出会いました。
まめことおじいさんは沼の主と対決します。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
沼の水が逆巻く中、沼の主をほんろうし、おじいさんと力を合わせて退治する姿は、昔話のヒーローのようです。
愛らしいまめこの姿に対して、どす黒くうごめくような沼の水の恐ろしさ……その対比は、まめこの勇気と健気さをひときわ際立たせています。
もしもどこかに、豆が一粒落ちていたら、「元気にはねてけ、まめっこまめこ」と歌ってみようっと!
★ 書籍DATA
松野正子:作 小西英子:絵新刊時定価: 350円
出版社:福音館書店
サイズ: 26 x 19 cm / 28p
発行年月日: 2001/2/1 通巻179号
本の状態
・表紙にはスレ・角少イタミなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・折込付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。