仲良しのティロティロとポポの日課は池の中でのおしゃべりと昼寝。ある日ティロティロが目を覚ますと……
毎日2羽の鳥ティロティロとポポは、森の中の小さな池でのんびりとおしゃべりしながら水浴びをして、大きな葉っぱにくるまって昼寝をします。ある日のこと、チルルという小さな鳥が仲間入りします。
毎日いっしょに水浴びしているうちに、チルルは日に日に大きく、しかもツルツルになり、そしてある日、チルルは割れ、中からもう一羽のチルルが現れて飛びったのです……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
こどものとも年少版『ぐるんぐごろんご』で異彩を放ったかわむらふゆみさんの作品です。
1羽の鳥がまるで脱皮のように、殻を脱ぎ捨てて旅立っていく……この不思議な世界観はかわむらさんならではのものですね。
実は大人の方より小さい読者に人気のある作家さんで、幼い子どもたちの琴線に響く何かがあるのだと思います。
★ 書籍DATA
かわむらふゆみ:作新刊時定価: 350円
出版社:福音館書店
サイズ: 26 x 19 cm / 28p
発行年月日: 1999/7/1 通巻160号
本の状態
・表紙にはスレなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・折込付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。