まさに「キングオブ悪知恵」のようなジャッカルとマハデーバ神のおはなし
ジャングルに、とてもずるがしこいジャッカルが住んでいました。自分でえものをつかまえることもしないで、村人たちからいつも食べものをだまし取っていました。
村人につかまっても、うまく逃げ出してしまうのです。
ところが、ある日、ひょんなことからマハデーバ神までだましてしまい……。
ユネスコ・アジア文化センターが主催する野間国際絵本原画コンクールの入選作品です。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
ジャッカルは、アフリカ・南ヨーロッパから中東アジア・インドにかけて生息しているイヌ科の動物だそうです。
ハイエナと同様に死肉を求めて現れるため、お話の世界では悪者扱いばかりのようです。
今回登場のジャッカルは、例によって嫌われ者の悪役ですが、随所でちょっぴりマヌケな姿も垣間見せ、憎み切れないキャラクターとして描かれています。
書籍DATA
テクビール・ムキヤ:作 小林孝子:訳新刊時定価: 2000円
出版社: 蝸牛社
サイズ: 26.5×16.7 cm / 24p
発行年月日: 1996/7/10 初版
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・ヘコミなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は少し汚れがあります。
・中身は綺麗です。