さるのほっぺとお尻が赤いのには、こんな理由があったとさ!
サルはカエルにふたりで田んぼを作ろうともちかけます。でも山の田んぼを耕しはじめるとすぐに、サルは肩がこってきたといって怠けてばかり。
それからは田植えも草取りも稲刈りも全部、カエルひとりにやらせてしまいました。
ところが収穫が終わって餅をつきあげると、欲張りなサルはひとり占めしようとします。
原話の語り口を生かした物語をシンプルな絵で描く昔話絵本です。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
びっきとは、カエルのこと。東北地方広域で使われる方言のようです。
欲張りなさると、働き者のびっきの、昔話らしい愉快なお話です。
★ 書籍DATA
武田正:再話 梶山俊夫:絵新刊時定価: 320円
出版社:福音館書店
サイズ: 26 x 19 cm / 32p
発行年月日: 2007/1/1 通巻250号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・小シワなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です
・折込付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。