初夏の山の自然を柔らかいタッチで描いた絵本
山奥の年取ったブナの木に住む子グマとリスが、散歩に出かけました。ネマガリタケの筍やキイチゴの実をとって食べたり、谷川でサワガニをつかまえようとして手を挟まれたり、木に登ってひと休みしたり……
2匹はいいものをたくさん見つけながら、山の中をひとまわりして、母さんグマの待つブナの木の家に帰ってきます。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
平山英三さんの優しい色調とペンで描かれた絵は、どこまでも柔らかな印象で、手書きと思われる文字とあいまって、どこか懐かしさを感じます。
最近、こういった優しい雰囲気の絵本が減ってきたような気もしますね?
およそ30年ほど前の作品です。
★ 書籍DATA
ひらやまえいぞう:作新刊時定価: 230円
出版社:福音館書店
サイズ: 26 x 19 cm / 28p
発行年月日: 1987/6/1 通巻15号
本の状態
・表紙にはスレ・シワ・周辺部にヤケ・裏表紙に記名などあります。
・天地小口は汚れがあります。
・本文は綺麗です。
・折込付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。
※ 状態は並下としましたが、経年(発行から35年)を考慮すると並の状態と思います。