味噌樽の中で2度の冬越しをしたクワガタと太郎くんの友情物語
小学2年生の太郎くんが、クワガタ3匹を手づかみにした奇跡の日から、その後2度越冬した「クワガタ兄弟」の死の日までの、豊かな家庭的生活記録である。子どもの新鮮な感覚、それをきちんと受けとめた母親が子どもとともに経験する、自然の驚異、悲しみ、愛情……。
新しい型の子どもの科学書である。
第1回ジュニア・ノンフィクション賞受賞作品。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
太郎とクワジの交流や、命の尊さなどがテーマとなる作品だけれど、大人には太郎君の母親でもある著者の、子どもや小さな虫に対するまなざしの温かさが、より強く印象に残るかもしれません。
親子で読みたい作品の1つです。
書籍DATA
中島みち:作新刊時定価: 1240円
出版社:筑摩書房
サイズ: 21.4 x 15.2 cm / 180p
発行年月日: 1985/6/10 第21刷
本の状態
・表紙カバーにはスレ・キズ・上部ヨレなどあります。
・天地小口は汚れがあります。
・本文は綺麗です。