夏の夜の草むらの匂いと虫を捕まえるときの心のときめきが伝わってくる絵本
夏の夜、うしお君はお母さんと一緒に、がちゃがちゃ(クツワムシ)をとりに出かけます。なかなか見つかりませんが、はじめは乗り気ではなかったお母さんも、だんだん本気になってきて、とうとう捕まえることができました。
作者の子どもの頃のとっておきの体験が、生き生きと描かれます。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
うしおくんも頑張ったけれど、彼に付き合って虫捕りに行く母ちゃんがすごいなあ。
よく見ると、うしおくんが母ちゃんそっくりの顔をしている。親子だね~
大胆な絵なのに、そういうところをきっちりと描いているのが伊藤秀男さんですね。
ちなみに、がちゃがちゃというのはクツワムシのことだそうです。
書籍DATA
伊藤秀男:作新刊時定価: 410円
出版社:福音館書店
サイズ: 26×19cm / 32p
発行年月日: 2009/8/1 通巻641号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・記名用の白シール(名前は書かれていない)の貼付などあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。