のねずみ親子との交流を通して、なおちゃんの成長を描いたファンタジー絵本
なおちゃんが眠るときにいつもにぎりしめている大切なハンカチが、ベランダから風で飛んでいってしまいました。追いかけていったなおちゃんは、のねずみがハンカチを使って野いちごを運んでいるのを見つけます。
なおちゃんが私のハンカチだと言っても、のねずみは返してくれません。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
少し大きくなっても、眠るときに決して話せないものを持っている子は意外と多いものです。
なおちゃんは、のねずみとの出会いをきっかけにハンカチを手放すことができました。
もしも小さな読者の中になおちゃんのような子がいたら、「なおちゃんみたいに、もうハンカチはやめようね」と言うのでなく、自分の成長を実感することの喜びをこの本で味わってほしいなあと思います。
書籍DATA
林原玉枝:作 山内彩子:絵新刊時定価: 410円
出版社:福音館書店
サイズ: 26×19cm / 32p
発行年月日: 2008/5/1 通巻626号
本の状態
・表紙にはスレ・小シワなどあります。
・裏表紙に記名がありましたので、名前シールでカバーしています。(写真2)
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。