花火大会の会場でゆうちゃんが出会った小さな男の子は雷の子でした……
お姉さんと海岸の花火大会に出かけたゆうちゃんは、人混みの中で脱げてしまった片方のビーチサンダルに、小さな男の子がのっているのを見つけました。男の子が手を広げると花火のように火花が飛び散ります。
男の子はゆうちゃんに、次々に小さな花火の花をたくさん咲かせて見せてくれました。
その子は空から落ちてきた雷の子だったのです。
やがてお兄ちゃんの雷が迎えにくると……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
ゆうちゃんと雷の男の子の、花火大会の一夜かぎりの交流を描きます。
無邪気な雷の子と、優しいゆうちゃんのやり取りが愉快で、花火大会のうきうきした雰囲気によく似あっています。
ビーチサンダルを雷の子にあげちゃって、ゆうちゃん怒られないかなあ……それだけがちょっと心配です。
書籍DATA
市川宣子:作 菅野由貴子:絵新刊時定価: 410円
出版社:福音館書店
サイズ: 26×19cm / 32p
発行年月日: 2003/9/1 通巻570号
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。