大分県の民話を題材に創作したちょっと怖い海のお話
夏休みのある日、はやたと兄ちゃんはサザエ捕りにいきました。「サザエは捕りすぎたらいかんぞ、うみじじいが怒るけんの」というじいちゃんの言いつけを忘れて、たくさんのサザエを捕り、近くの小島に上がって焼いて食べていると、突然ウミネコが騒ぎだし、怪物うみじじいが現れました。
ふたりは必死に逃げますが……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
海の幸を大切に守っていくために、昔の人はこのような昔話を作ったのでしょうか?
空の色が変化し、やがて恐ろしいうみじじいが現れる瞬間は、何度読んでも恐ろしくドキドキします。
夏の夜の怖いおはなし会などにも、おすすめです。
書籍DATA
菅瞭三:作新刊時定価: 380円
出版社:福音館書店
サイズ: 26×19cm / 32p
発行年月日: 1999/8/1 通巻521号
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。