口笛名人のオットーはいたずらの濡れ衣を着せられてしまいましたが……
かわうそのオットーは口笛が上手でした。いつもビーバーやアライグマなど森の友だちと、すべり台やかくれんぼをして遊んでいましたが、みんなもオットーの口笛を聞くのが大好きでした。
ところが、ある日、アライグマの魚が盗まれたり、ビーバーのダムがこわされたりして、その時、上手な笛の音を聞いたというので、オットーはいたずらの犯人にされてしまったのです……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
失敗や過ちがあっても、悪意のある子は1人も出てこないおはなし。
そこに、オットーの口笛や、くまがふく草笛の音色がシンクロして、優しく温かな絵本になっています。
読後は、草笛を吹くための葉っぱを探しに、野原へ出かけたくなりますね。
書籍DATA
きたむらえり:作新刊時定価: 380円
出版社:福音館書店
サイズ: 26×19cm /32 p
発行年月日: 1998/9/1 通巻510号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・小シワなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。