線路の上を走らないふしぎな市電をめぐるファンタジー
じろうが朝早く野原を散歩していると、森の方から市電が走ってきました。広々したところを走りたかったので、月の光の力で走ってきたというのです。じろうは市電に乗せてもらい、座席で小さな卵をひとつ見つけました。じろうは卵を巣に返そうと、鳥の巣を探しますが見つかりません。
そのうち夕方になり、突然雷が落ちて市電は燃えてしまいます……
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
乗り物が出てくるのに、乗り物絵本とはちょっと違うファンタジー。
佐藤国男さんの版画に不思議な説得力があって、ありえない出来事にもかかわらず「ひょっとしたら、夢ではないかも……」という期待を抱かせます。
意外なたまごの正体も、子どもたちに大ウケです!
書籍DATA
川崎洋:作 佐藤国男:絵新刊時定価: 300円
出版社:福音館書店
サイズ: 26×19cm /32 p
発行年月日: 1991/9/1 通巻426号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・シールをはがしたような跡・1.5cm程の赤ペン書き(写真2赤丸部分)などあります。
・天地小口は少し汚れがあります。
・本文は綺麗です。
・付録の「絵本のたのしみ」付き。
・ソフトカバーの雑誌です。