作者・太田大八さんの豊かで楽しい子ども時代を描いた絵本
夏休み、だいちゃんは海の近くに住むいとこのこうちゃんの家に行きました。朝早く、船着き場にいって漁師のおじさんから漬け物と交換に魚やエビなどをもらいます。
朝ご飯が終わると、小川でカワエビをすくい、それを餌に海に出て魚を釣り、お昼には浜辺で“みな”という貝を採って“みなめし”を炊きます。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
今どきの、色があふれた華やかな絵本ではありません。
ですが、子どもたちが生きていることを実感できるような、素朴で豊かな生活がきちんと描かれた作品です。
何場面にもわたって描かれる海の表情もまた素晴らしい。
流行りの絵本とは別の、末永く大切にしたい絵本のひとつです。
書籍DATA
太田大八:作/絵新刊時定価: 200円
出版社: 福音館書店
サイズ: 26×19cm / 32p
発行年月日: 1979/8/1 通巻281号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・少汚れなどあります。
・天地小口はわずかに汚れがあります。
・本文は綺麗です。
・付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。