ふだん何気なく使っている擬声語や擬態語の面白さをユーモラスに紹介した絵本
「さらさら」「びしょびしょ」「ごくんごくん」といったことばだけで、子どもの一日の生活を描いた絵本。今読むと、絵がとてもレトロで、二層式の洗濯機とか、チャンネルを回すつまみが付いているテレビとか、祖父母世代には懐かしさが漂います。
★ おひさま堂からひとこと
言葉の響きだけで、元気いっぱいの主人公の姿が想像できてとても楽しい絵本です。
日本語の感性を育てると言ったら、言いすぎでしょうか?
でも、詩人の言葉には面白く弾むような印象が確かにあります。
書籍DATA
谷川俊太郎:文 なかのまさたか:絵新刊時定価: 180円
出版社: 福音館書店
サイズ: 21 x 20cm / 24p
発行年月日: 1977/9/1 通巻6号
本の状態
・表紙にはスレ・キズ・シワ・汚れ・ヤケ・裏表紙に記名などあります。
・天地小口は汚れています。
・本文周辺部に微ヤケがあり、本文には経年によると思われる薄い汚れがいくつかみられます。
・付録の「絵本のたのしみ」はついていません。
・ソフトカバーの雑誌です。
※ 状態はよくありませんが、名作の初出本としてお探しの方がいらっしゃるのでご紹介しました。いかにも古本という状態です。