大きな事件は起こらないけれど何度でも読み返したくなる牧歌的絵本
昔、丘の上の小さな木の家に、ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさんとちいさな木ぼりのおかみさんが暮らしていました。
ふたりの家は赤い屋根のすてきな家で、納屋やぶたの家、ひつじを飼うのにちょうどよい場所、犬の家がありました。
「一緒に暮らす動物さえいてくれたら、ここは世界でいちばん楽しい農場になるだろうに」
そう思い、ふたりは、船長さんにお願いして動物たちを連れてきてもらいます。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
なんとものんびりとして、温かなおはなしだなあ」と思ったら、さもありなん。原作の初出は1930年のアメリカでした。
アニタ・ローベルの絵も素晴らしく、文章のページさえ、周りを額縁のような美しい絵が囲んでいて、見飽きることがありません。
丁寧に、丁寧に、作られた作品であることが伺えます。
書籍DATA
アリス・ダルグリーシュ:ぶん アニタ・ローベル:え 星川奈津子:やく新刊時定価: 1540円
出版社: 童話館出版
サイズ: 17×23.9cm / 32p
発行年月日: 2014/3/20 第19刷
本の状態
・表紙にはスレ・小キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。