美しい布づくりの始まりは種まきだ?!
「理想の布をつくりたい」―白井仁さんは布を作るためのすべての作業を自分で行う、日本では数少ない布の染織家です。
素材のワタを畑で育てるところからはじまり、手作業での糸つむぎ、家のまわりの草木を使った糸染め、機織り・・・・・・完成にはなんと1年もかかります。
手作業から生まれる美しい布ができるまでを紹介します。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
奥会津にからむし織という国指定の伝統工芸品があります。
からむしと呼ばれる芋麻を、育てるところから始まり、やはり1年をかけて反物に仕上げていきます。
根気と丁寧な作業が必須で、出来上がった布は本当にしなやかで美しいものでした。
本書を読んで真っ先にそのからむし織を思い出しました。
素材こそ違いますが、本書もまた、物づくりの本質を感じ取れる絵本です。
書籍DATA
白井仁:文 熊谷博人:絵 島田耕希:写真新刊時定価: 770円
出版社: 福音館書店
サイズ:25 ×19cm / 40p
発行年月日: 2023/5/1 通巻第458号
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。
・付録の「ふしぎ新聞」付き。
・ソフトカバーの雑誌です。