シンプルなストーリーの中にロシア民話の楽しさが詰まった名作絵本
おじいさんが植えたかぶが、甘くて大きな大きなかぶになりました。
おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。
おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。
おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、かぶは抜けません。
とうとう猫はねずみを呼んできますが……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
絵本だけでもなく歌でも有名な、ロシアの昔話です。
とんでもなく大きなカブや動物たちの表情、簡潔でリズミカルな文章等々、何度読んでも楽しく、満足感のある絵本ですね。
ちなみに、再話をしたトルストイは、『戦争と平和』を書いた文豪トルストイとは別人です。
書籍DATA
A.トルストイ:再話 佐藤忠良:絵 内田莉莎子:訳新刊時定価: 743円
出版社: 福音館書店
サイズ: 20×27cm / 28p
発行年月日: 2005/7/1 第122刷
本の状態
・表紙にはスレ・小キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口はわずかに汚れがあります。
・表見返しに、変色がすこしありますが、本文は綺麗です。