山に暮らす人々の生活と仕事を支える森林鉄道を、墨一色で力強く描いた絵本
蒸気機関車に引かれた森林鉄道の列車は、材木を積んだり人や荷物を乗せて、山の村とふもとの町の間を1日に何度もいったりきたりしています。
朝、町の学校に通う村の子どもたちが乗って列車は出発しました。
途中で急病人を乗せると、急なカーブの続く線路を大急ぎで走ります……
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
小型の森林機関車が木炭で丁寧に描かれます。
柔らかなタッチですが、その構図はとてもダイナミックで、多くの鉄道絵本を手掛けられている峰村さんらしい1冊です。
機関車だけでなく、街並みも、人々の衣服やたたずまいも昭和そのもので、読者の郷愁を誘います。
書籍DATA
みねむらかつこ:作新刊時定価: 800円
出版社: 福音館書店
サイズ: 27×20cm / 32p
発行年月日: 2016/3/1 特製版第3刷
本の状態
・表紙にはスレなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。