日本一強いと言われるごろべえさんは、強いだけでなく心優しいお侍さんで……
昔、ごろべえという強いさむらいがいて、一度も「こわい」と思ったことがなかった。
「こわいとはどんなきもちなのだろう」どうしても知りたいごろべえは、もののけ達のすむくにへ旅立った。
もののけの大将おおにゅうどうは、ごろべえの話を聞くと、つぎつぎに恐ろしげな化け物に化けた。
ところがごろべえ、ちっともこわくない。
失意のうちに帰ってきたごろべえに、寺の小僧は「わたしがこわがらせてさしあげます」と言って……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
もののけだって怖くない、強い強いごろべえさんが、ぞ~っとした出来事とは一体何でしょうか?
お寺の小坊主さんの仕掛けは、一休さんを思わせるグッドアイデアでしたよ。
もののけわんさかで怖そうなのに、怖くないおはなしです。
書籍DATA
おおともやすお:作新刊時定価: 1300 円
出版社: 童心社
サイズ: 20.7×22,2cm / 32 p
発行年月日: 2018/12/20 第1刷
本の状態
・表紙カバーにはスレ・小キズなどあります。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。