身体は小さいけれど勇敢なにわとりバンタムのおはなし
農場に、たくさんの動物がすんでいました。
その中に、からだのめだって小さなおんどりがいました。ちゃぼのバンタムです。
にわとりの群れでいちばん強いのは、からだの大きなたいしょうです。
バンタムは、めんどりのナネットをすきなのですが、ナネットのそばにはいつもたいしょうがいます。
ある日のことです。農場にきつねがしのびこみました。
にわとりたちはおおあわて。見ると、ナネットがきつねにつかまっているではありませんか。たいしょうはいち早くにげています。
バンタムは、ナネットをすくおうときつねにむかっていきました。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
身体は小さいけれど、やはりちゃぼの攻撃力はピカイチです。
恐ろしいキツネをやっつけて勝どきを上げるシーンは、大人でも胸が熱くなります。
たいしょうが、雄鶏にとって大切なのは身体の大きさではなくて勇気だと認めるところも、潔くて好きなシーンです。
書籍DATA
ルイーズ・ファティオ:作 ロジャー・デュボアザン:絵 乾侑美子:訳新刊時定価: 1300 円
出版社: 童話館出版
サイズ: 25.5×19.5cm / 32p
発行年月日: 2009/12/20 第13刷
本の状態
・表紙はスレ等も少なく綺麗です。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口はわずかに汚れがあります。
・本文は綺麗です。