年をとり引退したバート・ダウじいさんの不思議な海の冒険物語
引退したはずの漁師のバート・ダウじいさんは、今日も、おんぼろ船「潮まかせ号」をあやつり、仲良しかもめと一緒に、沖釣りに。
「あれ、なんだか でかい獲物だ」と、たぐり寄せてみれば、なんと、くじらのしっぽ。釣り針のあとにバンソウコウをはってやると、くじらは嬉しそう。
おや、嵐がきそうだ。くじらよ、口をあけてくれ、そこへ避難することにしよう。
飛び込んだところは、真っ暗なくじらの胃袋。いつまでもいるわけにはいかない。脱出成功!
でも、そこには、なぜか、色とりどりのくじらの群れがバート・ダウじいさんを待っていた。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
『かもさんおとおり』や『すばらしいとき』でおなじみのロバート・マックロスキーの冒険物語。
ピノキオの冒険を思い出させるストーリーにハラハラ・ドキドキさせられますが、古き良き時代のアメリカの雰囲気がお話しに彩を加えています。
長いおはなしなので、1人で読んで楽しめるのは小学校に入ってからかもしれません。絵本をよく読んでもらっているお子さんに読み聞かせるなら、大勢を対象とする読み聞かせでない限り、就学前でも大丈夫だと思います。
書籍DATA
ロバート・マックロスキー:作 渡辺茂男:訳新刊時定価: 2300 円
出版社: 童話館出版
サイズ: 29×23cm / 64 p
発行年月日: 2011/4/20 第16刷
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。