やぎのアシヌーラ どこいった?
怠け者のおじいさんと働き者のやぎをめぐる、昔話のようなおはなし
スタマティスじいさんは、ものぐさで、庭の草刈りをしたくないので、ヤギを飼って食べてもらった。そこへ農夫が通りかかって、自分のところのやぶも食べてもらいたいという。
スタマティスじいさんがヤギを農夫に貸してやると、こんどは羊飼いが農夫にヤギを貸してくれといい、次には果樹園の男が……。
どんどん貸し出されて、ヤギはどこまでいくのやら? のんきなたのしいお話。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
語り口も昔話のようで、読んであげる大人も楽しいお話です。
怠け者は、物語の中で悲惨な末路(?!)を迎えることもありますが、このおはなしは大丈夫!おじいさんを取り巻く、のんびりとした田舎の様子が目に浮かぶようです。
いつもは、スピード感あふれる絵を描く加藤チャコさんのイラストも、おはなしに合わせて、ほんわか・のんびりした雰囲気を醸していて驚きました。
こどものとも 2011年10月号と同じ内容のハードカバーの本です。
書籍DATA
渡辺鉄太:作 加藤チャコ:絵新刊時定価: 900 円
出版社: 福音館書店
サイズ: 27×20cm / 32p
発行年月日: 2018/10/1 第2刷(特製版)
本の状態
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は綺麗です。
・本文は綺麗です。