ナチスによって迫害されたおじいちゃんの貴重な戦争体験談
フランスのとある田舎町でのこと。地元の子どもたちと、バカンスでパリからやってきた子どもたちがケンカを始めます。
そこへ地元の子のおじいちゃんがやってきました。
おじいちゃんの腕には数字の入れ墨がはいっています。
不思議に思う子どもたちが聞くと、おじいちゃんはこれまで語ったっことの無い戦争体験を話し始めます……。
(出版社の内容紹介より)
★ おひさま堂からひとこと
巻末には、主な絶滅収容所と副収容所の分布図が掲載されていますが、あまりの多さに驚かされます。
絵本の作品を通して、戦争について考える時間を持てるとよいですね。
ただ、絵と文章のバランスをみても、大勢への読み聞かせには向きませんので、ひとりひとりのお子さんに直接手渡していかなければならないでしょう。
書籍DATA
ジャン=ピエール・ヴィトリ:作 マニュエル・グラシア:絵ミホ・シボ=新間:訳 岩倉務:文 中野孝次/永井一正/監修
新刊時定価: 1545 円
出版社: 平和のアトリエ
サイズ: 20×29cm / 60 p
発行年月日: 1990/3/1 第1刷
本の状態
・表紙にはスレ・キズなどあります。
・カバーはありません。裸本です。
・天地小口は汚れがあります。?
・本文は綺麗です。